演奏プログラムは↓こんなかんじ。おヨダが出そうなラインナップ

ホールでかっ。パイプオルガンとオケの間にも客席あるし、FF6のオペラ座を髣髴とさせる豪華さ。
そしてパイプオルガンもでけぇでけぇ。このバケモノを操って奏でられるOPは圧巻でした。曲が雪中行軍するティナのテーマに変わり、そのまま戦闘と勝利のファンファーレという流れでテンピ良く進む。あの~、この時点でチケット代1000円の元取れてるんですけど。
街の曲とケフカのテーマが続く。ケフカの笑い声も楽器で再現されてた。おなかいっぱいになるほど重厚な笑い声にヽ(≧▽≦)ノ
その後大好物の『幻獣を守れ!』がご登場。ブラックジャック号の甲板でインペリアル エア フォースと戦うFF6ご一行の姿がフラッシュバックしたヨ!
決戦、死闘と激しいバトル曲が続いた後に15分間の休憩。ここまでで約30分。コンサートの展開結構早い。
休憩の後はオペラの曲。婚礼のワルツと決闘を演奏してる時にいつ天井がゴソゴソ言い出すのかと思ってたけど、
そんなギミックは、
なかった。
そしてオルちゃんのテーマとも言うべき『大団円』へ。最初の『ヒュ~~~~』も再現されてたのが嬉しい。楽団様が好きでやってるのが分かる。
この後にセッツァーのテーマがかかれば神だったんだけど無かった。じゃんねん!
続いて迷いの森とレスト・イン・ピース。ゲームオーバーの曲レスト・イン・ピースはゲームの中ではオペラで3回失敗した時にかかるというギャグ(?)が印象的だったんだけど、今回のオーケストラではこの曲に続いて墓碑名がかかります。つまり、『ともよやすらかに』、ダリルに対するレスト・イン・ピースという事なのか。よく出来てる。
墓碑名からシームレスで仲間を求めての演奏に。さっきの休憩時間中にコロにゃんから
『仲間を求めてが流れたら失禁する!』
というメールが来てたけど、いやもう、フルオケの仲間を求めては、ファルコン号発進シーンがハッキリと脳内再生される程のクオリティでした。じょーーーーーーーーーーーー
で、二回目の休憩。13時コンサート開始でこの時点で14時15分ってところ。早い。早すぐる。残りは3曲『妖星乱舞』『蘇る緑』『プレリュード』。この内2曲は長丁場な曲だから15時ぐらいに終了か。
妖星乱舞出だしの鐘ぶったたきは演奏してる人気分いいだろうなあ。ケフカ戦の目にも留まらぬ鉄琴打ちにも魅了されました。オーケストラコンサートなんて見た事無かったけど演奏してる光景を目で追えるのは良いねっ。聞き込んだ曲で好きな楽器パートがあると尚更。
楽しみにしてた蘇る緑はキッチリ最初から最後までの演奏で大満足です。ダイジェストだったらどうしようとか疑ったりして、どうも、すいませんでしたーっ!m(_ _)m
FF6アレンジCD『
<>グランド・フィナーレ
』もこーゆーの入れて欲しかったなー。
そしてラス曲プレリュードが終わり、長ーーーい拍手の後にスペシャルゲストで
植松伸夫御大が。どよめきが起こったよ。
ナマ植松はぢめて見た…。
御大の話によるとゲームの曲は基本作ったら作りっぱなしで、妖星乱舞とか蘇る緑を通しで聞いたのはこのコンサートが初めてかもとか何とか(゚▽゚;)
あーでもそうか、新曲を作り続けるのが仕事の人は過去の曲をいじってる時間はないのか。オーケストラ演奏を望むのなら、ゲームで曲聞いて好きになった人達がいつか自分達で演奏する運びになるだろうと。それがこのコンサートという事か。
となるとアレンジCDに蘇る緑入れて欲しかったとかは全く的外れな不満だった訳で、これまたすいませんでしたーっ。
何か蘇る緑で謝ってばかりいる気がするけど、ひれ伏すだけの威力のある演奏でした。
アンコールの曲は
FF3CD
の『Roaming Sheep』。3の曲であると同時に6のTVCMのBGMでもあるこの曲をフルオケで聞けるとは!でも知ってる人挙手~で手を上げた人がびっくりする程少なかった。
この曲だ
続いてブルードラゴンの曲。やった事も聞いた庫ともなーい。まあ、この夢のようなコンサートからいい感じで現実に戻れるかなと
思った所でラス曲がパイプオルガン全開で黒い甲冑ゴルベーザ ~ ゴルベーザ四天王とのバトル!
参った。俺の負けだ。
なんやかんやで2回目の休憩の後の第3部は素晴らしいボリュームで、時刻を見たら15時半。全部で2時間半という丁度良い長さでした。
多少音外れが分かってしまう所もあったけど、有志で終結した、FF6を本気で好きな人達の思いが伝わって来る素晴らしい演奏会でした。言い方が違うか。
すばらしいショーだったぜ!これでよし、と。
いやホント、この一回の演奏会のために一年以上も稽古つけてるのかと思うと泣けて来るほど感動しました。ああもう一度聞きたい!
リトルジャック公式ページのFAQで『誠に申し訳ございませんが、各ゲーム会社等、原楽曲の権利者との関係上、当団ではCDやDVDといった録音/録画物の販売は一切行っておりません。』と、つれない表明があるけどそこをなんとか!あるいはリバイバルコンサートを~。
次回は来年の10月、演目はクロノ・トリガー、他だそうです。行くしか。

でも『他』と言うのが気になる。可能性が高いのはクロノクロスだけどゲームシステムがよく分かんなくてやめちゃった苦い記憶が。しかしクロスも演奏すると言うならコンサート聞くためにもう一度ゲームにチャレンジするのも悪くないかも。そのぐらいはさせて頂きます リトルジャックオーケストラ様。ありがとうありがとう。
今回とりあえずチケットを三枚引っ掴むように予約したけど、遠い関東の地で開かれる15年前のゲームのコンサートチケットを受け取ってくれたSuka!ちゃんに感謝です。ホールの写真もありがとね。お疲れ~。
もう一枚のチケットを引き取ってくださったFF6同人作家のともゑななこ様にも感謝です。Sukaちゃん共々貴女のFF本のファンでしたと言うか今でもファンです。チケット提供に際してお礼の言葉を頂きましたが、いや~こちらはチケットを買っただけなのに恐縮です。むしろこのコンサートを一番聞くべき人にチケットを渡す栄誉にあずかれて光栄至極に存じます。いつかまたFF6本読みたいです。待ってまーすヽ(≧▽≦)ノ
しかしそう考えると最初にチケット譲ろうとして丁重に断られたしろちんにもついでに感謝しとく必要があるなあ。今度トヨハシ六明館で串揚げの一本でも奢ってやろう。理由は話さず。
などと思いつつFF6祭を終え今度は新宿のFF11オフに向かいます。つづく。
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